みなさん、食生活はしっかりできているでしょうか。つい食べ過ぎてしまったり、偏った食事になったりしてはいませんか。現代は便利な世の中になり、体に負担のかかる食生活を送っている人が多いようです。一見、外側からは何も体に変調は見られないため、自分は大丈夫だと思う人が多いです。健康診断を受けて、日々の食事をしっかり栄養のあるものにしていきましょう。
偏った食生活による、生活習慣病はいろいろなものがあります。それぞれ見ていきましょう。ビタミン、ミネラル、食物繊維の不足により、がん、骨粗しょう症、貧血が起きてしまいます。脂肪の摂りすぎは、糖尿病、肥満をもたらしやすくなります。塩分の摂りすぎは、高血圧、胃がん、脳卒中の確率が高くなっていきます。毎日の食生活をしっかりと見直していきたいものですね。
肥満の予防には、食生活の見直しと、継続的な運動が必要です。食生活の欧米化や運動不足が顕著になると、肥満を引き起こす場合があります。肥満は、体脂肪が過剰に多い状態です。肥満は糖尿病や高血圧症などさまざまな生活習慣病を引き起こす原因となってきます。
肥満の解消は、適正なエネルギーの摂取がポイントと言われます。急激で極端な食事制限は避けなければなりません。適度な運動も必要になってきます。毎日、主食、主菜、副菜が整った食事を心がけましょう。栄養のバランスがある食べ方が、減量を行っていくコツとなります。
主菜はおもにご飯やパンや麺です。1日分としてはご飯は4杯程度になるでしょう。副菜は野菜、きのこ、いも、などのだいたい5皿程度になるでしょう。主菜は肉や魚、大豆や卵の料理となり、3皿程度になるでしょう。また牛乳などを1本、乳製品、果物なども大切です。こうみるとなかなか忙しくてしっかり摂れない方も多いのではないでしょうか。
生活習慣病を避けるために、1日3食はただしく食べましょう。またよく噛んでゆっくり食べることで、充実感を得られ食べ過ぎを防ぐことができます。野菜から食べることも大切なポイントと言えるでしょう。食事を野菜から食べることを「ベジファースト」といいます。しかし、最近ではこの野菜にタンパク質や脂質なども一緒に摂る方が良いとも言われています。