味噌についてお伝えします。味噌は日本人にとってとてもなじみのある食品ですね。毎日のお味噌汁には必ず使われています。この味噌についてお伝えしていきます。皆さんはお味噌と聞いてどのようなイメージをもたれるでしょうか。味噌の栄養成分をどの程度しっていらっしゃるでしょうか。味噌を摂るとどのような良いことが体にあるでしょうか。味噌は毎日のお味噌汁にも使われるほどとても栄養価の高い食材だったのです。
たしかに味噌と聞くと塩分が高そうだなあと思う人もいるでしょう。塩分の摂りすぎが心配という人も多いかもしれません。味噌は単なる味付けではなく、非常に高い機能性を備えており、味噌汁で体内に摂り入れることで、その具材からも栄養を摂ることができる大変優れものなのです。
味噌汁を作るときの味噌は、お椀1杯の塩分は約1.2gといわれます。塩分摂取量とされる男性9g未満、女性7.5g未満を超えていないことがわかります。ちなみにカップラーメンは5.2g、梅干しは2.2g、食パン2枚は2.1g、コーンクリームスープは1.6gです。それらに比べても低いことがわかりますね。案外意外だったと感じた方もいるのではないでしょうか。
味噌の原料は大豆です。植物性のたんぱく質、炭水化物、ミネラル、脂質、食物繊維、ビタミンなどが入っています。味噌は大豆を発酵させて作られています。この発酵が大豆のもっていた栄養素をさらにパワーアップしているのです。大豆が本来もっていた栄養素に加え、アミノ酸、ミネラル、ビタミン、カリウムなどをプラスする作用があります。
どのような具材が入ったお味噌汁がおすすめかをお伝えします。とくにカリウムを多く含んだほうれん草、いも類、春菊、わかめ、ごぼうなどのお味噌汁といえるでしょう。これらの具材は塩分の体内吸収をやわらげてくれる働きがあります。
お味噌汁はとても多くの栄養素を含んでいます。これほど多くの栄養素を含んだ食品も珍しいでしょう。毎日のお味噌汁は胃癌のリスクを33%も下げます。乳がんの発生率も40%下げる効果もあります。これらは研究結果によって明らかにされていると言われています。また脳卒中や心臓疾患などの発症も低下させると言われています。