疲れているときなどは、このお酢のきいた食事を摂ることによって食欲が出てくるようになります。食欲がないときなどもこのお酢の入った食事をぜひ摂るようにすることをお勧めします。消化吸収も助けるお酢のお料理は一石二鳥の作用を施してくれますね。

スポーツのあとで、レモンのはちみつ漬けを食べたことはありますか。私も幼いときにそれを食べていました。なぜだかわからなかったのですが、疲れが取れたような気がしました。スポーツをして体力を使ったあとで、酸っぱいものと糖分を一緒に摂ることによって効果的にグリコーゲンを補給できていたんですね。

お酢の成分には酢酸というものがあります。血中脂質を低下させる働きがあり、内臓脂肪も減らしてくれる働きがあるといわれています。また胃酸の分泌も促す作用があるため、胃腸を刺激してくれます。さらに腸内の善玉菌を増やす効果もあるとされています。

くろ酢と他の酢の違いは何でしょうか。普通のお酢は薄い黄色をしています。くろ酢の場合は、熟成すればするほど濃い色に変わってきます。普通の黄色いお酢よりも香りが良いのがくろ酢の特徴です。アミノ酸やビタミンなど豊富な栄養素が入っているのも特徴です。

くろ酢の効能は、血糖値上昇を抑える働きがあります。運動のあとの肉体疲労を改善します。また、肩こりなどにも良い作用を働くようです。疲労の原因である乳酸を分解してくれます。成人男性の場合は、1日に大さじ2杯程度です。空腹時ではなく、何かおなかに入れてから飲むと良いでしょう。くろ酢はスープや煮物に入れてみるのもひとつでしょう。

お酢の酸味が苦手という人もいるでしょう。そのような場合には、熱を加えることで軽減されます。さらに味がまろやかになってきます。食べ物に少しずつくろ酢を入れることによって、栄養価が高まり、体にもよい摂取の仕方になってくるでしょう。毎日疲れてしまうという人は、ぜひくろ酢を飲んでみてはいかがでしょうか。

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